よい子はマネをしません。金環日食

LakeSide

2012年05月26日 08:49



世紀の天体ショー「金環日食」が日本で見られるという5月21日(月)の朝。

 わが家には、日食グラスはない。

 息子さんは、中学校で観測会があり、日食グラスも貸し出しがあるというので早朝より出かけていった。

 家に残ったのは 私たち親二人。

 日食の時刻はいつもなら通勤途中の車の中。

 早く出かけて行って、職場で見ようか…?

 でも、家で見てからでも仕事にはぎりぎり間に合うか…。

 
 と思っていると、お母さんが黒いゴミ袋を持ち出してきて、

 「黒のサングラスよりはいいかも…」

 「黒のゴミ袋で、日食観測しているのをご近所に見られるのも…。」

 結局、家の裏の田んぼの方から

 「見える、見える…」とお母さん






         











 


   ( 国立天文台の画像より )

 


結局、2人で交代で見て、 その様子をビデオカメラに納めました。

 いつの日か、「あの日は夫婦ふたりで 黒いゴミ袋もって 世紀の金環日食を見ていたなぁ」

 と、笑いながら思い出すのでしょう。

 学校でバッチリ観測できた息子さん。 学校のグランドはご近所の人にも開放されていたそうで

 人がいっぱいだったそうです。

 一緒に見ていた級友が持っていた本には、「黒いゴミ袋も目に悪い」と書いてあったそうです。

 予備知識もなく、直前まで見るのか、見ないのかもはっきりせず…・。

 結局、私たち夫婦は 「ゴミ袋 2重にした方がいい…。」とか、わぁーわぁー 言ってました。

 よい子は、決してマネをしてはいけませんね。

 何事も準備が大切です。

 
 次の日、職場では…。

 夕方、琵琶湖の西、比叡の山にしずむとてもきれいな夕日が窓から見えました。 

 日食観測できれいな空を見て感動するようになったのか

 職場の同僚、日食グラスをかけて、「これで見てみよう」

 「わぁーきれい」と盛り上がっていました。

 一日の疲れも忘れて、和やかなひとときでした。

 

 






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