びわ湖 漁港の盛衰
琵琶湖一斉清掃
今年は、町内の役員なので、刈り草が運ばれてくる漁港にずっといた。
琵琶湖総合開発で、湖周道路ができて漁港も整備されている
漁師をしている人は高齢で、数少ない
土日休みは他府県から来た人が、
預けてあるボートに乗って琵琶湖に出かけ行く
周辺には、漁業補償をもらい、それで建てられた家が並ぶ。
漁業組合はあるが、漁業の後継者はいない。
この辺りはかつて、貝採りが金になると漁師になり、
野菜が売れれば百姓をしていました。
戦後の高度経済成長期からは、農地がある家は農業をしていた。
都市向けの近郊農業が軌道に乗ると
ビニールハウスが立ち並ぶ農業地帯になった。
農業の後継者も限られているが、農村企業ができ
サラリーマン農家もいる
多くの若い人は、学校を出て公務員や会社員になっている。
湖岸の小さな町だが、その時その時をたくましく生き
豊かな生活を求めて来た歴史が
この町にはある。
町を出て行く人もいたが、
今年、町内の役員をして、いろいろな人を見て考えた。
今この地で、自分も生きている。
住みよい町を残していかないといけないと思う。
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