今度は、林間サイトがいいなと思ったのですがすでに予約でいっぱいで、お母さん推せんの高原サイトにしました。
もともとここはマキノスキー場で、高原サイトというのはファミリーゲレンデにあたり、
ゆるやかな傾斜があるところです。11時頃に着いたのですが、ときおり強風が吹いていて、
少しイヤな予感。それでもすでに立っているテントやタープもあったので、
上の方の広いところでまず、スクリーンタープを立てることにしました。
昼はバーベキューです。風がおさまった時をねらって立て始めたのですが、
見事にひっくり返り、屋根の細いポールが折れてしまいました。
ここで、タープを立てることを断念。車のかげで、風をよけながらバーベキューをしました。
強風のおかげで炭にははやく火がつきました。
炭が灰になり火力がなくなるころには何とか食べ終わりました。
まわりでは、同じように強風のなか車のかげで食べている人や、タープを立てて食べている人もいました。
そんな強風の中でも次から次から車が高原サイトにあがってきて、テントやタープを建てます。
しかしその多くが強風にあおられて、つぶれたり飛んだりしていました。きちんと立っていたテントも
つぶれそうになり結局しまっているところもありました。
なかなか判断が難しい状況になり、とりあえず車ごと移動し、下の温泉方へ行きました。
そして、林間サイトを見るといっぱいテントもタープも張ってあり、風もそんなにきつくありません。
いいなぁー、ここは…。
受付事務所で、高原サイトのキャンセルができるか聞いてみると、
林間で常設テントが空いているとのこと。早速見に行って、一番はしの高原側の常設テントを借りることにしました。
近くにタープを建ててもいいとのことで、風の弱まったスキをねらって今度はしっかり建てました。
折れてしまった細いポールもガムテープで補強したので、ときおり突風が吹いてポールがゆがみますが、
なんとか持ちこたえていました。
しばらくすると同じように高原サイトを断念した家族が両隣にやってきました。
右どなりを借りた家族は、少しひび割れしていたテントのポールがついに折れてしまって、
こちらに来られたそうです。妻さんによると昼に高原の水道で知り合った方らしく、
小学生の男の子の兄弟がいて、わが息子は大喜びでした。
初対面なのに子どもたちはすぐうち解けて、早速川遊びをしていました。
夕食後のおふろも一緒に行く約束をしました。
夕食はスクリーンタープの中で「ちゃんこ鍋」です。
昼は炊きたてのごはんが、強風のためすぐに冷たくなりましたが、タープの中は風も少ししかあたらず快適でした。
夏にあまり活躍できなかった新しいツーバーナー(写真)も火力が強く、「ちゃんこ鍋」もすぐにできました。
スープと団子はちゃんこ料理屋で買った本格的なものなので、みんなおいしい、おいしいといいながら食べました。
そのあと、タープが気になったので点検してみると、一番風当たりが強かった角のペグが
見事に折れていたのにびっくりしました。(写真)
鉄の予備のペグが2本あったのでそれに取り替えました。
常設テントは三角屋根なのでせまく感じましたが、親子3人には十分過ぎる大きさでした。
また、林間サイトのはしにあり、風があたりやすいですが、トイレや水道が近く大変便利でした。
次の日の朝、天気はさわやかな秋晴れで大変気持ちがいいので、高原サイトやその上にある広場サイト、
森の隠れ家サイトを散歩をかねて見に行きました。
高原サイトでは、強風の中ではしの方にテントを立てて一夜を過ごしたテントがありました。
すごいなぁーと思う反面、夜寝られたのかなと心配になりました。
子どもがどうしてもプールに行きたいというので、タープを撤収したあと
温泉の横にあるバーデゾーンに入りました。プールと言うよりジャグジーや寝湯などがあるジェットバスで、
水着を着てはいる混浴の温泉です。大変気持ちよく、露天風呂もあり大変気持ちよかったです。
昼食は、ここの食堂でとり、帰りにマキノピックランドで栗拾いをして帰りました。
来たときはすごい強風で、どうしようと思ったのですが、何とか秋のキャンプをすることができてよかったです。
マキノ高原温泉で新聞を見たら、強風のためJR湖西線が
運休していたそうです。
夏はマキノサニービーチで台風のため連泊を断念。秋はすごい強風の中のキャンプでした。
わが家のキャンプはなかなか天気に恵まれません。でも、こりもせず、「次はどこにしよう」と言っています。
今回もわが家にとっては今回もいい経験になったと思います。
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