宿題「ポテトサラダ」 

LakeSide

2009年10月17日 22:38





先週の3連休の最終日のこと。息子さんは、学校の宿題の「ポテトとサラダ」を 作りました。

これが結構たいへんでした。

 お母さんはというと「それをお昼のおかずにするし」と言って出かけていきました。

 



 なんで、そんな宿題が出たの?

 聞いてみると 小学校の家庭科の時間に 調理実習をしたのですが…。

 
 子どもたちは短い授業時間の中で


 不慣れな調理を班で協力して作るのは大変だったようです。


 また遊び半分の子もいて、どの班もおいしい「サラダ」はできなかったようです。

 それだからかどうかはわかりませんが、家でも「ポテトサラダ」を作ることを宿題にしたようです。

 しかも、家の人に手伝ってもらってはいけないそうです。(お便りには「保護者のご理解と協力を…」書いてありますが…)


 息子さんはインターネットで調べたレシピを見てひとりでやりだしました。

 レシピによると ジャガイモを30分ゆでて…

 「えっ 30分もゆでるの?」とお父さん

 しかも「皮をむかずにゆでる」 と書いてあります。

 「え~ そうなんだ。」全く料理ができないお父さんは感心するばかりです。

 そんなお父さんのようにはなって欲しくないお母さんは、子ども向けの料理の通信教育の料理本(簡単な料理の道具もついてくる)を申し込んで、積極的に息子さんに料理をさせようとしています。

 やる気満々息子さん。できあがったポテトサラダの出来に結構満足しています。

 「これが昼食のおかずの一品になる」と思うとがんばるようです。


 「お父さん、卵焼きも作りたい。目玉焼きとちがうでぇ」

 「やったら…」

 「あっ、これお母さんが使ってはるやつや…」とIH対応の卵焼き器を取り出しました。

 「お父さん、ひっくり返して」といわれて、慎重にひっくり返すと、結構うまくいきまして
  息子さんからほめてもらいました。

 つぎは息子さんの番です。こわごわでしたが慎重にひっくり返して。まぁまぁ上手くいきました。

 ポテトサラダといい、卵焼きといい、結構うまくいきまして、自画自賛しているところへお母さんが帰ってきました。

 使った道具などが、汚れたまんま流しに広がっているのを見て、

 「料理というのは、あと片付けまでして料理やわ。」
 「ジャガイモがチョと固いわ」「30分もゆでたの?」「まるごと?」
 「ちゃんとお塩入れた?」

 「×× △◇×?」「○△◇××?」といっぱい言われて

 さっきまでの男二人の小さな満足感は、しだいにしぼんでいきました。

 お母さんが日々、苦労して献立を考え、料理を作っていることは、自分たちで実際やってみるとその大変さを実感するのですが…。

 こうも言われるとなんだか、またやってみようという気がなえてきます。

 「料理作るのはいいけどなぁ…」

 当分は 「アウトドア・クッキング」に目覚めそうもない お父さんでした。  



  

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