「想定外を楽しむ方法」 の極意は?
「越前屋俵太を観る会」でもらった日本酒を飲んでいる。
この会でのスポンサーでもある京都の洛中に残る佐々木酒造という酒蔵の酒で
聚楽菊という純米酒です。
あとで知ったのですが、俳優の佐々木蔵之介さんの実家のお酒だそうです。
とれたてのトマトもおしかった。
越前屋俵太は、想定外で起こる出来事の中に
本当に面白い笑いがある。
人間の素晴らしい一面が隠れている。
真実のやさしさとわらい。
俵太が街に出て行って、一般のいろんな人を見つめる視点
それはとても面白く、優しい視点であった。
チャップリンの映画にも 強者や権力者向ける 皮肉や笑いの視点
そして、貧しく哀れで弱きものへの とても優しい視点が多くあった。
昔のビデオの中に、チャップリンの映画のような場面を見た気がした。
高校を卒業して、4月から大学生になった息子さん。
息子さんもついに親元を離れ、 1人暮らしをすることになった。
七月の三連休を利用して、大学近くのワンルームマンションへ
引っ越す。
せめて、一年はがんばって家から通ってほしいと思っていたので
三か月半というのは、まったくもって「想定外」だったことになる。
やはり神戸は少し遠かった。
初めての一人暮らし、そして、たくさんの自由を手に入れたことになる。
これからの大学生活の間に
想定外のことが いっぱい起こるであろう。
本人も 親も まだわかっていないだろう。
18歳にして 自分の責任で生きていくことになる。
一人っ子なので、家では18年ぶりに夫婦2人の生活になる。
こちらも想定外のことが起こるかもしれない。
息子さんが大学近くで1人住まいをするということは、
お母さんは、もう駅への送迎をしなくて良いことになる。
息子さんの生活にずっと合わせていたお母さんの生活も変わるだろう。
でも、それほど遠くではないので、お母さんは、
何かと理由をつけて、神戸へ行くだろう。
お母さんも やりたいことと やるべきことと やらなければならないことと
そのバランスを考えてくれるだろう。
毎月の仕送りも予定より早くなったのは、仕方ない・・。
何とかするしかない。
中学校で近江八幡、高校で大津へと 行くことが増えた。
大津が意外と近くて便利なことも最近知った。
神戸の街の魅力はこれから知ることになるのかな?
息子さんは、やりたいことがいっぱいできる時であるが、
やるべきことと、やらなければいけないことの
バランスをしっかり考えて、意味のある学生時代をおくってほしい、
自分の将来につながる智慧と技能をしっかりと身につけて
どんな時代に変わろうと、思慮深く たくましく 生きていける人になってほしいものだ。
はなれて住んでいくということは、本人を信じて遠くから声援を送るだけだ。
迷ったとき、困ったとき、うれしことがあったとき、
遠慮しないでなんでも話してくれる親子でありたい。
これまでは 一緒に暮らしてきて そうしてきたつもりだ・・・。
この先 どんな想定外の出来事が起こっても
真面目に受け入れ、楽しみながら成長したいものだ。
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