空母いぶき 佐藤浩市
公開中の映画「空母いぶき」をイオンシネマで6月1日に見た。
鑑賞券が1100円と毎月1日は安くなる。
でも私はいつでも1100円円で見られる年齢でもある。
朝イチの9時30分上映だったけど 大勢の人がいた。
並んでいる人もいたけど、e席リザーブなので
スイスイと発券して入れた。
ネタバレ注意
映画は20XX年のそんなに遠くない時代の設定で
憲法改正で自衛隊が自衛軍(防衛軍)になっても
日本は戦争をしない、最後まで専守防衛で
「せかいはひとつ みんなともだち」
というメッセージがあった。
国連安保理の派遣した国連軍には
アメリカだけでなく、フランス、イギリス軍もあって
ホッとした。
映画が終わった後に、隊員がかぶっていた「IBUKI 192」のキャップが欲しくなった。
記者会見で、俳優の佐藤浩市が内閣総理大臣の役について
語ったことが一人歩きし、話題になった。
彼は超一流の役者だと思うし、
役者が自身の考えを主張できないとしたら
この国の未来はとても恐ろしい。
彼も危機感があって、少し皮肉りながら発言したように思う。
現政権の総理だって、その後の総理にしてもきっと
お腹の痛くなる決断を迫られる時が来るだろう。
それを見事に演じて、日本国の平和と国民の安全を願っている首相の姿伝わってきた。
戦争に発展させないため、専守防衛を徹底する第5護衛隊群。
戦後初の「防衛出動」を発令した首相も
「わが国は絶対に戦争はしません」と毅然としていた。
「いぶき」に同乗した記者は「戦争をしないための戦闘」って何だろうと矛盾を突く。
戦争のない世界は、全人類でつくっていくものというメッセージだった。
父の三國連太郎さんは権力に対して批判的でした。
三国連太郎の朗読する「水平社宣言」心に染みたことがあった。
反体制的な発言が許されない 風潮が続けば、
俳優は商業的なことしか言えなくなるだろう。
映画の役者のセリフに、役者の魂を感じられる映画ファンでありたいとも思った。
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