劇場 一番会いたい人に会いに行く
今年のキャンプは、ありません。
無印良品南乗鞍キャンプ場は 豪雨の被害を受けて閉鎖。
このところ 休みの日はAmazonプライムビデオで映画やテレビビデオを見ています。
映画「劇場」は、7月17日公開と同時に
Amazon Prime Videoで見ることができた。
コロナの影響で、劇場公開が始まったばかりだった
ということを知らずに、ネットで見た。
・・理想と現実の狭間でもがきながら、
かけがいのない誰かを思う、
恋愛も不器用にしかできない。
夢を追って、東京へ出て劇団を作り
自分の才能を信じてあがきつづける永田。
学生の自分と照らし合わせながら、「劇場」という作品を見た人も多いらしい。
以前観た、朝井リョウの「何者」という作品も、
演劇に熱中する若者が出てくる。
就活をする時に自分が学生時代に打ち込んだことについて聞かれる。
「一言では話せません」
就職で劇団を去っていく人、さらに夢を追い続ける人。
東京にはなんと、あきらめの悪い、
そして自分のやりたいことに正直な人が多いことか。
映画のラストを観た時、どちらの作品も
演劇の場面と物語の実生活の場面がつながって展開する
人の生き方そのものが演劇であり、
演劇の世界は、人生というか、人はどう生きるかを追求することなんだと思った。
そんなことを思いながら、小説「劇場」を読み始めている。
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