コロナで2年できなかったが、3年ぶりに曳山巡行が行われる。
宵宮に行った時は、まだ準備中の曳山もあり、各町の人が
集まって、ワイワイ言いながら作業をしていた。
10月の3連休の初日に準備して、明日の曳山に備えるのだろう。
残念ながら曳山巡行は見に行けなかったが
祭りを続けていこうとする、大津の町の人々の想いに触れることができた。
笛や太鼓の演奏には、若き後継者が育っていたし、
日が暮れてくる頃には、若い人も増えて結構賑わってた。
かつて、大津城があって商人が集められ
賑わっていた町の名残がまだあって
お茶屋に酒屋、昆布やなどまだ営業している店もあった。
でも、2、3日前にこの商店街にきたお母さんの話だと
ほとんどシャッター街で、人がいないのが日常のようだ。
マンションや新しい家に代わっているところも多い。
古い商店街はどこもそうだが、ここはまだ祭りを続けていこうという
活力が残っているようだ。
でも、この祭りはそんなに経済効果がないなと思った。
天孫神社の例祭ということだが、狭い神社の境内(敷地内)に
露天商の店がひしめきあっていて、これはどうかと思った。
道路を封鎖してでも 広い通りに店を集めて
さらに、もっと全国のB級グルメなどがあったり
特設ステージで集客力のあるイベントがあればもっと・・
とか、思ったが、難しいのかも・・
ただ、大津祭は京都の祇園祭の縮小版みたいなものなので
曳山のある通りは狭く、これも仕方ないのかもとも思う。
来年はできれば、曳山巡行を見てみたい。
10月の3連休を もっとゆっくりとできればと思う。