「寛容」の時代に 「不適切にもほどがある」

LakeSide

2024年03月31日 06:37



宮藤官九郎 脚本の金曜ドラマ

「不適切にもほどがある」を見ていた。

プロデューサーの磯山 晶さんが ドラマのテーマは

「家族」「失敗を恐れない」「寛容」とTBSラジオ言っていた。

「寛容」=広い心で「ゆるす」

人の多様性を認め、自分の価値観を強制しない。



自分と合わない人と、ずっと一緒にいるのはしんどいこと

でも、我慢できる範囲を少し広げることで

同じ時間、空間を共有することができる


個を出さないで、集団で力を合わせて

何かを次々と作り出し来た時代もあった。



個性を大切にし、最大限に生かす中で

より良いものを生み出してきた現代社会

効率よく、そして平等に個が生かされる社会

それは、難しいことだと思う

成果を求めれば、時には個が犠牲になる

チームとして働く場では、全体の目標のために

「自分の役割を果たす」ことが大切である。

みなが精一杯、その責務を果たそうとすれば

最大限の結果がついてくるだろうが

その「精一杯」を図る「ものさし」にも

数値ではなく、「寛容なものさし」がいると思った。

「寛容」な心が少なくなってきている現代の社会

「寛い心」、孔子のいう「恕」の心の大切さを

考えたドラマだった。












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