上総国へ その３成田不動山
房総半島の西側をドライブしながら
木更津の会社の寮を目指した。
途中で道の駅
「保田小」に寄った。
廃校になった小学校だが、上手に改修され
宿泊や入浴も出来るようだ。
地元の産物や土産物を中心に
多くの商品が売られていた。
2015年に生まれ変わったようだが
今では人気の観光地となっていた。
お母さんはエコバックなどオリジナルグッズを買った。
廃校になったこの小学校が、地元の人にとって
とてもいい形で残されたと思った。
観光客は来ても、ここに住み続ける人が少ない
ということか。
別荘地や観光業だけではきびしい。
高齢者向けの保養所、介護付高齢者住宅も多数ある
海の見えるところで、ゆっくりとリゾートライフ
それもまた、余裕のある選ばれた人たちのものなのだろう。
久しぶりに 太平洋を見た気がした房総の旅だった。
木更津の寮の駐車場で車を乗り換え、
お世話になった寮の管理人の方に挨拶をし、
千葉駅前のホテルで駐車して、電車で成田山へ向かった。
「成田屋」市川家の豆まきなどをテレビで見て知っていたが
大きな寺で、門前町も規模が大きかった。
境内は広く、起伏もある。足腰が弱ってからは
とてもお参りできない。
鰻屋が有名というので、息子さんの案内で
また、「川豊」別館まで歩いて鰻重を食べに行った。
とても美味しく、贅沢な鰻重だった。
江戸っ子は、ここで鰻重を食べるのが粋だったのかもしれない。
電車で千葉駅まで戻り、明日は出勤の息子さんは
木更津の寮まで帰った。
まる1日半くらい、一緒にいたことになる。
明日は朝から息子さんの働いている駅へ
行くことになった。
３年間がんばって働いた 息子さんの姿を、
親たちの記憶にも 残しておかなければと思った。
駅まで見に行って良かった と思っている。
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