「寛容」の時代に 「不適切にもほどがある」
宮藤官九郎 脚本の金曜ドラマ
「不適切にもほどがある」を見ていた。
プロデューサーの磯山 晶さんが ドラマのテーマは
「不適切にもほどがある」を見ていた。
プロデューサーの磯山 晶さんが ドラマのテーマは
「家族」「失敗を恐れない」「寛容」とTBSラジオ言っていた。
「寛容」=広い心で「ゆるす」
人の多様性を認め、自分の価値観を強制しない。
自分と合わない人と、ずっと一緒にいるのはしんどいこと
でも、我慢できる範囲を少し広げることで
同じ時間、空間を共有することができる
個を出さないで、集団で力を合わせて
何かを次々と作り出し来た時代もあった。
個性を大切にし、最大限に生かす中で
より良いものを生み出してきた現代社会
効率よく、そして平等に個が生かされる社会
それは、難しいことだと思う
成果を求めれば、時には個が犠牲になる
チームとして働く場では、全体の目標のために
「自分の役割を果たす」ことが大切である。
みなが精一杯、その責務を果たそうとすれば
最大限の結果がついてくるだろうが
その「精一杯」を図る「ものさし」にも
数値ではなく、「寛容なものさし」がいると思った。
「寛容」な心が少なくなってきている現代の社会
「寛い心」、孔子のいう「恕」の心の大切さを
考えたドラマだった。