35年目のリノベーション その3

キッチンの向きを対面式にする。
流し台などがあった、北向きのキッチンを対面式にする。
これがお母さんの理想でした。
もともと流し台があったところはモルタルなどが傷んでいて
作り直してもらい、キャビネットを入れた。
キッチンだけでなく、お風呂もトクラスになったので
京都のショールームにもいって、パネルの色などを決めた。
大きな梁りと柱を構造上、残すことになっていた。
キッチンの扉などの色は、ダークブラウンを選んだ。
結果的に、梁や柱の色と同じ色のキッチンにしたので
梁や柱が目立たなくなった気がする。
また、「押し入れ」をつぶしてテレビを置いたところは
梁りと柱が残るので、和風の壁紙にしたら、間接照明もあり
落ち着いた感じになった。


「リノベーション」にあたり、担当と何度も相談をしたが

こちらの要望は、「北側の部屋を暖かい部屋に」
「キッチンを対面に、お風呂もあたたく」
そして、「裏の景色を見られるように」などなどだった。
その願いを叶えてくれる 「リノベーション」だったと言える。
床暖房を入れたり、収納家具を多くしたり、
床材や天井も全部やり直しているので、
費用が予算の1.5倍くらいになった。

温かい部屋で、ゆっくりと映画を見たり


L D Kが18.5畳くらいになり、とても広いです。
寒い冬は、1部屋だけ暖房をして、
じっとしていることが多かったが、
今は、結構ウロウロしている。
6畳の書斎は床と天井を張り直し、出窓に内窓をつけた。
トイレも便器を変えて、床・天井、そして内窓をつけた。
内窓やリビングの大きい窓は全て断熱効果の高い2重ガラス。
こうする事で幾らかの補助金が出るらしい。
基本、窓は大きく。ドアは天井までだった。
リビングの窓は、構造上の関係で2mになったが
それでも、とても大きく景色もよく見える。
温かい部屋で、ゆっくりと映画を見たり
コーヒーを淹れて、本読んだりして・・
人生のターミナルを快適に そして豊かに
ゆっくりと時間が流れる。。
そのためには、できるだけ長く働くのが良いらしい、、、。


玄関ホールから見ると、座敷の戸や書斎の古い扉が低いのがよくわかる。

