街はクリスマス、、、

おうちクリスマス。
クリスマスだからといって、小さな店でクリスマスの食事をとり
プレンゼント交換したのは、結婚の5ヶ月ほど前。
30年以上前のあの時だけだったと記憶している。
(お母さんの職場持ちで、レストランでクリスマスディナーというのが
一度会ったことはすっかり忘れてた・・・)
独身だったから、クリスマスにかける予算も大きかった。
プレゼントにもらったネクタイは、
33年経った今もそんなに傷んでなかったので

久しぶりに その時もらったネクタイをして仕事に行った。
少し、クリスマス気分になった。
日本でクリスマスはいつから「晴れの日」になったのだろうか。
ネットやラジオで、山下達郎の「クリスマス・イブ」の曲を
毎年聞く様になったのも 35年前のJR東海のCMや
けっこう前の広瀬すずのソフトバンクのCMの
せいだけではないだろう。


たくさんのクリスマスソングがつくられ
二人のクリスマスや それぞれの家族のクリスマスを演出する
チキン? が飛ぶように売れ、冷凍のケーキが配達される
うちのお母さんは、いつものスーパーで特売の鶏ももの
照り焼きを行列に並んで買ってきた。
結婚30年以上を過ぎた今も クリスマスは特別な日になってるようだ
クリスマス前の日曜に行った近くの水生植物園では
子ども向け?の「クリスマス・リース作り」があったり
すごい凝ったクリスマス・リースの品評会?があった。
子どもが生まれた我が家でも クリスマスツリーを飾り、
幼稚園はカトリック系だったので、
Montessoriの「おしごと」で作ったクリスマスの
ツリーの飾りものも 毎年増えていった。
中学校もキリスト教の学校だったので、クリスマス礼拝があった。
キリスト教国の本来の「聖夜」サイレントナイトと
トナカイやサンタの仮装をして繁華街をうろうろする
コギャルやお仕事で赤い帽子をかぶって
様々なクリスマス商戦を戦うおばちゃんや
接客をするお姉さんのクリスマスと、また違うと思う。
クリスマスの色々な盛り上がりも
どこかで「いっぱい店に来てもらって、、、買ってもらって」と
いうのが見え隠れすると 街やお店のクリスマスの飾りも
去年と同じ飾り?と 冷めて見てしまうと、
「そんなこと考えずに、それなりにクリスマスを楽しめば。。」
とういう声が聞こえてくる。
松本人志のチキンライスの歌に共感した
覚えのある、そんな育ちをしてきた世代の人たちが
かわいい孫や子どもたちにできることは、
美味しいものを食べたり、プレゼントを買ったりすることでなく
一緒に おうちクリスマスで、聖夜を過ごすことだと思った。
JR東海 「クリスマス・イブ」のCM
「会うのが いちばん」のメッセージは
クリスマスの真髄であると思った。