「イーハトーヴの森」 その7 盛岡で古る里を想う
盛岡が外国人に人気と、NYタイムズに
その魅力を探るべく 駅周辺をぶらぶらした


その魅力を探るべく 駅周辺をぶらぶらした
「ふるさとの 山に向いて 言うことなし
ふる里の山は ありがたきかな 啄木 」
北上川をわたる時
啄木のこの歌が書かれた木札が
橋の欄干に ぶら下げてあり 材木町とあった
ずっと変わらない山の景色に
小さい頃にふる里の山を 眺めていた頃の自分を思い出す。
ありがたきかな、、
夏至を前に日が長くて 陽がしずむ前に帰宅できる時は
琵琶湖の湖岸を車で走るようにしている
比叡の峰に 沈む太陽を見ながら
時に いろいろなことを思う
万葉の時代に 古人も眺めていたであろうこと
昭和初期生まれの父母は、畑から疲れた身体で
毎日 眺めていたことだろうこと。
小学校の帰り道、中学校の自転車道、
それぞれの時に 見ていたこと。
自分が成長するにつれ また 見ることもなくなっていった
時がたち
子どもが生まれ ボール遊びができるようになった頃
夕暮れの湖岸の公園でよく遊んだ
あの頃の この山(比叡山)の景色を
息子さんは 覚えているだろうか
忙しくても 早朝に仕事をし
早く家に帰るようにしていた自分が
夕日をゆっくりと眺められるようになったのは
お父さんと少しでも遊びたがった
息子さんのおかげだった 今にして思う


人気の岩手銀行、啄木と賢治の青春記念館
「注文の多い料理店」の出版元 光原社

「注文の多い料理店」の出版元 光原社
岩手城跡公園などを見て周り


この日やっていた YOSAKOI さんさ も4会場を見て回った


学生時代 YOSAKOIに明け暮れていた 息子さんは
どんな思いで 見ていたのだろうか
3年を過ごした千葉を離れ 愛知で新しい生活が始まる
とても仕事は忙しくなるだろうが 充実した休日を過ごせることを思う。
15時50分 盛岡発の新幹線で岩手県をあとにした
東京駅で 千葉木更津の寮まで帰る息子さんと別れ
東京18:48発 京都21:00 着の新幹線で 帰った。
とても 高速だが ゆっくりとした家族の時間を
過ごせた「岩手・イーハトーブの森」旅でした。
