「光る君」の石山寺へ
2024年 4月7日 今年の花見は
紫式部ゆかりの花の寺 石山寺へ行った。
めずらしくお母さんも 大河ドラマにハマっている
ということで、「光る君へ」の大河ドラマ館にも行った。
紫式部が石山詣をしたときに 「源氏物語」の着想を得たと伝わる寺である。
高校時代の現代国語や古典の先生は、
高校の近くに石山寺があったこともあり
結構熱く「源氏物語」を語っていたという記憶はあるが
膳所の義仲寺に墓がある松尾芭蕉ほど、紫式部は
近江への愛着があると思えず、源氏物語にも興味が薄かった。
今、NHK大河ドラマ「光る君へ」を見ていることもあり
「恋するもののあはれ展」では現代的な解釈で
人気イラストレーターのイラストが展示されていて
源氏物語の魅力がわかりやすかった。
平安時代の人々の恋愛模様が現代にも通じていると・・
江戸時代の国文学者・北村季吟は近江を故郷とする人で
「湖月抄」という源氏物語の解説本を書いている。
江戸前期(1673年)に書かれた本で、この源氏物語の魅力を
世の人々に広め、後世に遺していくために尽力した季吟の思いを
1000年の時を経た、令和の時代に感じながら
ゆっくりと「源氏物語」の魅力に浸りたいものだ。