ナチュログ管理画面 キャンプ キャンプ 近畿 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

ゆっくりと…

ときには日常を離れて、大自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい。 いつかは「夢の国」でスローライフを‥ 

あたたかな看取り・・・。

   

あたたかな看取り・・・。


写真家の國森康弘さんの講演を聞きました。

「ファインダー越しのいちの授業」ーあたたかな看取りの現場に想うー

という講演でした。

人の死が身近に感じられるようになってきた。

同級生の父母がなくなった。叔父伯母がなくなった。

町内の知っているおじさんがなくなった。

職場の上司の母がなくなった。

葬儀に参列することも、この冬は多い。


年老いて、お迎えを待っている年寄りが

毎日どう暮らしているか?

頻繁に会いに行かないと なかなか感じ取れない。

でも中々会いに行けない

毎日それぞれに、それぞれの毎日があるから、




今日聴いた、あたたかな看取りは

最期は笑顔で旅立っていった。

周りの人も、、、やさしく見送っていた。








年老いた身内であったり 幼いころから知っているご近所のおじさんおばんさん

以前は年に何回も出会っていたのに、、、しばらくというか

何年も会っていない親戚の人もいる。




講演で話された、永源寺の集落で一人ぐらしをしているおばあさんは

介護ヘルパーが週に2回、医師、看護師もときおり様子を見にきていた。

娘や孫、ひ孫たちも車で近い人で1時間半、遠い人はそれ以上かけてだれかが

毎週のように訪れているようだった。

それより、近所の人が毎日家に上がり込んで様子を見にきていた。

具合が悪そうだと、娘さんに連絡を取っってくれたり

医師に連絡してくれるのも近所の人だった。

だから、おばあさんは住み慣れた この小さな集落を出ようとせず

最期は、連絡を受けて集まってきた多くの人に看取られて

この集落の自分の家で亡くなっていった。



いくら親戚がいても、行き来が途絶えていて、

すぐに飛んでこれなければ、いないのも一緒で

寂しく一人で死んでいくことになる。


気にかけているなら、元気なうちに会いに行かないと・・。



8年前に73歳で亡くなった私の母

アルツハイマーを患って10年、だんだん新しい記憶がなくなっていって

症状が進んでいった母。

入院して寝たきりになって

私のことも誰かわからなくなってから、会いにいっても

遅すぎた。話もできなかった。

近くに住んでいたというのに、、、



あたたかな看取りって、どれだけ多くの時間を一緒に過ごして

最期まで看取ったか、なのかな?

会える時に会って、ご機嫌を伺うだけでもいいと想う。

手ぶらで、、、



タグ :看取り
  • LINEで送る

このブログの人気記事
無印良品南乗鞍キャンプ場2021 その4 ブヨ対策と焚き火と
無印良品南乗鞍キャンプ場2021 その4 ブヨ対策と焚き火と

無印良品南乗鞍キャンプ場2021 その6 家路編
無印良品南乗鞍キャンプ場2021 その6 家路編

新しい生活様式で
新しい生活様式で

遥かなる RailWay 子のために美田を残さず
遥かなる RailWay 子のために美田を残さず

「みとりびと」 父がここで生きた証
「みとりびと」 父がここで生きた証

同じカテゴリー(スローライフ)の記事



 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
あたたかな看取り・・・。
    コメント(0)