万引き家族 盗んだのは、絆でした。

映画のネタバレありです。
南乗鞍キャンプ場でキャンプする予定が
台風で行けなくなった。
ぽっかりと空いた二人の4日間。
甥っ子に赤ちゃんが生まれて、お見舞いに行った。
知り合いの子どもたちのダンスの発表会に、今年も行けた。
今年はキャンプで見に行けないはずだったけど、
今年も見に行けたことで とても喜んでくれた。
お母さんの知り合いの子どもさんが、
中学校ソフトボール部で近畿大会出場をかけた試合(準決勝)
にも2人で見に行くことができた。平日でもたくさんのお父さん応援団が来ておられた。
そして、映画館でみたいと思っていた「万引き家族」をお母さんと見に行った。
子どもたちを巻き込んだ万引きや、おばあちゃんの年金をあてにして生活している家族が、
実は

血の繋がりのない人ばかりで、小さな子どもたちも
パチンコ屋の駐車場の車や寒空のアパートのベランダから盗んで来た子どもだった。
年金をもらっていたおばあちゃんも、本当の家族から捨てられた独居老人で、
そのおばあちゃんが亡くなって、お葬式もお金がないからできないと、
家の床下に埋めてしまい。まだ生きていることにして年金ももらい続けていた。
そのことがばれて、逮捕されたお母さん(安藤サクラ)が
「死体遺棄も重大な犯罪だ」と取り調べの警察官から詰め寄られた時、
「捨てたんじゃない、誰かが捨てた人を私たちが拾ったんだ」というようなことを言い返すシーンがあった。
拾ったり、盗んだりして集まった疑似家族の中に、本当の家族があった。
隅田川の花火の音だけを聞いて、家族みんながボロい家の縁側で涼んでいる絵は、
虐待や貧困、独居老人の孤独死、障害者の性、日雇い労働者やパート従事者の不安定な生活など
さまざまな日本の現代社会の問題をいっぱい示しながら、
実際の家族の中でたくさんの傷を負った人たちが、本当の家族の絆で結ばれた一枚の絵のようだった。
海水浴に出かけた時の、楽しい思い出を、、、、そして、青く美しい海を、
海水浴場での家族の楽しい姿を5歳の女の子にクレヨンで描けるように育てたのも、
この「万引き家族」の人たちだった。
すぐにでも、もう一度見たい映画だった。
パチンコ屋の駐車場の車や寒空のアパートのベランダから盗んで来た子どもだった。
年金をもらっていたおばあちゃんも、本当の家族から捨てられた独居老人で、
そのおばあちゃんが亡くなって、お葬式もお金がないからできないと、
家の床下に埋めてしまい。まだ生きていることにして年金ももらい続けていた。
そのことがばれて、逮捕されたお母さん(安藤サクラ)が
「死体遺棄も重大な犯罪だ」と取り調べの警察官から詰め寄られた時、
「捨てたんじゃない、誰かが捨てた人を私たちが拾ったんだ」というようなことを言い返すシーンがあった。
拾ったり、盗んだりして集まった疑似家族の中に、本当の家族があった。
隅田川の花火の音だけを聞いて、家族みんながボロい家の縁側で涼んでいる絵は、
虐待や貧困、独居老人の孤独死、障害者の性、日雇い労働者やパート従事者の不安定な生活など
さまざまな日本の現代社会の問題をいっぱい示しながら、
実際の家族の中でたくさんの傷を負った人たちが、本当の家族の絆で結ばれた一枚の絵のようだった。
海水浴に出かけた時の、楽しい思い出を、、、、そして、青く美しい海を、
海水浴場での家族の楽しい姿を5歳の女の子にクレヨンで描けるように育てたのも、
この「万引き家族」の人たちだった。
すぐにでも、もう一度見たい映画だった。