送別会 中山道 守山宿の道標

中山道・守山宿で 「すぐいしべ(東海道・石部宿)」
という道標を見つけた。
守山に数件ある医院で、旧中山道沿いの医院の角にあった。
草津へ戻りたいと言っていた同僚は、
「石部になりました。」といっていた。
朝鮮人と中山道が分岐する野洲から
草津は近いと思っていたが、途中で守山から石部にぬける道に入ってしまったようだ。
4年の付き合いで、1年は机並べ、
「やってられんなぁ」 「草津に帰りたいなぁ」
と、よくぼやいていた。
「草津の代官は、何を考えているのだ」
「英国語だけでなく、南蛮のことばをマスターせよということか」
2年ぶりに、役所から現場に戻る私にとって
心の波長がよく合った彼がいないことが、とてもさみしい。
私たちの送別会があった「うの家」は
中山道という街道沿いの作り酒屋で
総理大臣を短命で終えた「宇野宗佑」の実家である
昔から金持ちの家から 学問を積んだ政治家や
医者、実業家が多数出ていて、近現代社会を動かしていた。
そんなことを実感した。

2年間、研修派遣という名の研究専門員だというのに
研究の仕事のは2割ほどで、
8割は研修事業の事務であった。
研究テーマは、「地域学」といきたかったが
「そんな学問があるのか」という無知の声の中で、
現場に返せる地域教材の掘り起こしをした。
ヴォーリズの神の国運動や賀川豊彦の農村福音運動。そして、
郷土の偉人・「季吟翁」や「広瀬宰平翁」(住友総理事)を研究してた。
小さな地方都市のまちづくりの問題も、わかってきた。
小さな農村にできたヴォーリズ設計の「野田教会」を教材化する研究をした。
協力してくれた教会関係者のHさんがとても喜んでくれ、
他の信者さんにも私の研究を広めたいと言ってくれた。
8年前に、古びた小さな教会で初めて出会ったときの
約束を果たせてよかった。
研究を評価するトップの人が、わかってくれていたらいいか・・・。
地域の歴史に詳しい、文化財保護課の仕事が好きな次長(学芸員でもある)と
地域の歴史に対する思いがシンクロできたのがよかった。
長い人生には分岐点がいくつかある。
たどりついたその先々でどうするかが大事で、
人生の羅針盤を預けられる心通じる仲間と 出会えることが本当は大事なのかな?
研究の仕事のは2割ほどで、
8割は研修事業の事務であった。
研究テーマは、「地域学」といきたかったが
「そんな学問があるのか」という無知の声の中で、
現場に返せる地域教材の掘り起こしをした。
ヴォーリズの神の国運動や賀川豊彦の農村福音運動。そして、
郷土の偉人・「季吟翁」や「広瀬宰平翁」(住友総理事)を研究してた。
小さな地方都市のまちづくりの問題も、わかってきた。
小さな農村にできたヴォーリズ設計の「野田教会」を教材化する研究をした。
協力してくれた教会関係者のHさんがとても喜んでくれ、
他の信者さんにも私の研究を広めたいと言ってくれた。
8年前に、古びた小さな教会で初めて出会ったときの
約束を果たせてよかった。
研究を評価するトップの人が、わかってくれていたらいいか・・・。
地域の歴史に詳しい、文化財保護課の仕事が好きな次長(学芸員でもある)と
地域の歴史に対する思いがシンクロできたのがよかった。
長い人生には分岐点がいくつかある。
たどりついたその先々でどうするかが大事で、
人生の羅針盤を預けられる心通じる仲間と 出会えることが本当は大事なのかな?