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ゆっくりと…

ときには日常を離れて、大自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい。 いつかは「夢の国」でスローライフを‥ 

さくらの花見と 大阪エベッサ

   

さくらの花見と 大阪エベッサ

さくらの花がまだ残っているようなので、廃川になった川の堤防を湖岸から駅の近くまで歩くことにした。

廃川あとを公園にするため あちこちで工事をしてた。

天井川だったので、堤防が残っていて交通を遮断していたが、

国道1号線をはじめ、3か所でトンネルが掘られていた。

それも、今は堤防がなくなり道路が貫通して交通量も増えている

下の写真は、トンネルが壊されていく国道1号線です。 詳しくはこちら


さくらの花見と 大阪エベッサ


そんな地方の街の変化をみながら お母さんと堤防を歩いた。

往復11キロはあるだろうか、こんなに長く一緒に歩くのは初めてかもしれない。

途中でお母さんの様子を見て、何度かベンチで休憩をした。

そして、駅近くの堤防を見ると、なんと「大阪エベッサのチームバス」



「あ、そうか今日は東近江市で、滋賀レイクスターズと試合があるんだ。」

ブースターの応援バスかなと思って近づくと、2人の選手が堤防もどってきてバスに乗った。

一人は、2mくらいある、大きくてかっこいい外国人選手だった。

バスを文字を「コカ・コーラ」と間違えていたお母さんも

「がんばってください。」などと選手に声をかけていた。


この先でまた、工事のため行き止まりになっていたので引き返した。

往復2時間30分 ゆっくりと花見をしながら歩いた。

ときどき お母さんは桜の写真や 小さいころ過ごした団地の写真を撮っていた。

目的が 花見とウォーキングだったのだけれど

歩きながら ずいぶん いろんなことを話した。

息子の将来のこと 残り1年の高校生活のこと

姪っ子の家族のこと お父さんの新しい職場のこと

やめようと思っているお母さんの職場の上司とのこと

結局あまり、桜を見てはいなかったけど



いろんなことを 話し続けた。

この頃、何を考えているか。今見えている景色に何を感じているか。

昔の風景? 幼かった頃の自分?



いろいろ話している中で、自分の思いを聞いてもらう。

人生のパートナーである人の思いを聞く中で

共感したり、また 違った思いを知ったりする。

ゆっくりと じっくりと 話をすることは 

人と人がつながって生きていくうえでとても大切だと思う

口から出てきた言葉を そのままの意味で受け取れないことだってある。

メールやLINEが盛んであるけど 文字にすることで自分の思いを整理して書けたのは

手書きの手紙のころであって、

電子メールやLINEでは 勝手に次の言葉が出てきて

 「これでいいや」と言葉を選んでいる人も多いと思う。

大切な人に贈った同じ言葉のフレーズを 別の人に簡単に送っている人もいる。

便利だし、通じ合っていると思い込んでいる仲間の中ではメールやLINEもいいかも


でも、大事なことをきちんと 出会ってしべらないといけないと思っている

一つ屋根の下に 住んでいても しゃべらないと 分かり合えないとも思う。

だから、

こうして 同じ価値観を共有することはとても 人生の中で大切なことだと思った。

こんなに散歩をしたのは初めてだけれども これまでも お母さんとはたくさん話しているなぁ


結婚する前は、毎日電話でお母さんとしゃべっていたことを

この頃 思い出した。

(お母さんの実家のホームテレホンを有線から無線にできないかを考えていた時だった。)


でも、毎日何をしべっていたかは思い出せない。

たわいもない日常のことだろう。「今日、職場で…」

こういうことを 日々積み重ねていく中で

「はじめは分かり合えなかった人と人が 共感できるようになる」 のかもしれない。



新しい出会いが始まる さくらの季節

新しいクラスで 学校祭のリーダーになった息子さんも

コミュニケーションの大切さ、信頼関係を築くことの 難しさを

感じながら 人として成長してくれるだろう。
















さくらの花見と 大阪エベッサ


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