「逃げ恥」から考える、「自尊感情」

そもそも この番組にはいろんな人が、いろんな角度からはまっていき
いろんな見解を展開したりしている。
自尊感情が低い自称「独身のプロ」 平匡さん(星野源)
雇用主である平匡さんが、同居して家事をしてくれる森山みくりさんと
従業員として労働契約。
みくりさんに 好意を抱くも、35歳のこれまで恋愛経験ゼロで、
相手から拒絶される前に、自分から高い壁を築いて鎖国してしまう。
その時の心の中のつぶやき、心の揺れ動きに
自分の経験や心理状況をあてはめ、同化する人が多かったようです
「恋愛鎖国中」の平匡さんに対して
大学院出で心理学を勉強している森山みくり(新垣結衣)が
冷静に心理分析を進めながら、徐々に平匡さんの心の壁が崩れていき
心が鎖国から開国へと向かう。
もともと 面倒くさいだけの平匡さんに興味もなかった「みくり」も
平匡さんの純粋さや やさしさにふれる中で心を惹かれていく。
ここで このドラマのキーワードとなっている「自尊感情が低い人」
についてですが、
現代の社会では、適切な人間関係を結ぶことが苦手で
変な奴、面倒くさいやつと仲間からはじかれ
ましてや 恋愛や結婚から縁遠くなっている人が増えている。
そもそも 「自尊感情」という言葉は20年くらい前から聞いているが、
セルフ・エスティームなどと呼ばれ、これが低いと
社会からの差別や「いじめ」に耐えられなくなる。
まず自分の人権意識の向上が、自身の命と人権を守り
他者の人権も守ることができる。
そうなことが言われ出した時だった。
21世紀のいま、結婚しない、できない若者。いわゆる空気が読めないため
仲間外れにされ、からかわれる対象になる人が増えている。
これは実は、周りからの理解が少ないために増えているようにも思う。
そんなことも 考えさせてくれるドラマだった。
「まわりからも愛される人」と自分は根本から違う
と線引きすることで、自分が一人で必死に守ってきたテリトリで生きている。
心の平穏を求め、自己防衛反応が働いてしまう平匡さんがとても切ない。
「愛される人は、いいなぁ」という気持ちを断ち切り、
自分から手放す孤独を選択しながらも、みくりさんの攻勢に
自分からは 「好きだから結婚しよう」 と言い出せなくて
結局、相手に「自由意志」を突きつけて逃げてしまう。
臆病でどうしようもない平匡さんに 共感する人が多くいた。
そもそも 「自尊感情」とは、自分のよいところも悪いところも
と線引きすることで、自分が一人で必死に守ってきたテリトリで生きている。
心の平穏を求め、自己防衛反応が働いてしまう平匡さんがとても切ない。
「愛される人は、いいなぁ」という気持ちを断ち切り、
自分から手放す孤独を選択しながらも、みくりさんの攻勢に
自分からは 「好きだから結婚しよう」 と言い出せなくて
結局、相手に「自由意志」を突きつけて逃げてしまう。
臆病でどうしようもない平匡さんに 共感する人が多くいた。
そもそも 「自尊感情」とは、自分のよいところも悪いところも
かけがえのない自分として受け入れる気持ちのことで
自分自身を価値あるものと、自己肯定できる気持ちのことである。
「生まれてきてよかった」「自分はこのままでいい」と思える感情で
他者との比較でなく、絶対的かつ無条件で永続性のある
自分自身を価値あるものと、自己肯定できる気持ちのことである。
「生まれてきてよかった」「自分はこのままでいい」と思える感情で
他者との比較でなく、絶対的かつ無条件で永続性のある
基本的(自尊)感情と
「自分にはできることがある」「役に立つ」
「自分にはできることがある」「役に立つ」
「人より優れ、社会的な価値がある」などと
思える感情で、他者との比較で得られる
思える感情で、他者との比較で得られる
社会的(自尊)感情がある。
「自己効力感」「自己受容感覚」、さらに周りと
「自己効力感」「自己受容感覚」、さらに周りと
心の通じ合いができているという「社交性感覚」が
あるかどうか、そして周りから自分は大切にされている
あるかどうか、そして周りから自分は大切にされている
という感覚(包み込まれ感)が低いと
やる気がない、健全な人間関係が築けない、
やる気がない、健全な人間関係が築けない、
他者への意地悪・攻撃が増える人が多くなる
また、一見「いい人」を演じているだけで、自分のことは嫌いで
他人(相手)に合わせているだけという人も多く、
また、一見「いい人」を演じているだけで、自分のことは嫌いで
他人(相手)に合わせているだけという人も多く、
自分で気がついていない場合もある。
この自尊感情を高めるために大事なことの一つに、
「他人から愛されること」がある。
ひとは愛情を受けて育ってないと、愛された感がなく
自分に自信が持てないという。
平匡さんが呟いた、「愛されるっていいなぁ」というセリフでわかります。
でも、自尊感情の低い人に対する接し方はけっこう面倒です。
みくりも、「平匡、面倒くさいんだよー!」と叫んでいましたが、
みくりが心理学を勉強していて、平匡に「壁を作らている」と
冷静に分析できて対応していったところがドラマの展開で
面白く描かれていました。
みくりが「何考えてるかわかんない」ってキレてしまっていたら
ますます、平匡さんの自尊感情が低くなって、終わりです。
この自尊感情を高めるために大事なことの一つに、
「他人から愛されること」がある。
ひとは愛情を受けて育ってないと、愛された感がなく
自分に自信が持てないという。
平匡さんが呟いた、「愛されるっていいなぁ」というセリフでわかります。
でも、自尊感情の低い人に対する接し方はけっこう面倒です。
みくりも、「平匡、面倒くさいんだよー!」と叫んでいましたが、
みくりが心理学を勉強していて、平匡に「壁を作らている」と
冷静に分析できて対応していったところがドラマの展開で
面白く描かれていました。
みくりが「何考えてるかわかんない」ってキレてしまっていたら
ますます、平匡さんの自尊感情が低くなって、終わりです。
平匡は、みくりに出会えて良かったです。
でも、その人とどのような関係を築くのかは、
自分の意思が必要です。
待っていても相手がお膳立てしてくれるものではない。
そこまで気づけることがたいせつかな、と・・。
平匡さんはそこのところに気づきます。
自分の気持ちを伝えて、みくりの閉ざされた心を動かして行きます。
夫婦というのは、家族という会社の共同経営責任者であり、
人生のパートナーです。
そのパートナーとの関係をその都度きちんと見直すこと
これが「対話」関係の再構築をします。
その際、「役割」と「対価」を確認する「対話」とは
認め合うこと、自分とは立場の違う相手を思いやること
これがお互いに大切ですね。
みくりも、平匡も、出会った時にお互いが運命の人だとは思っていなかった。
「運命の人に出会う」のでなく、 「運命の人にしていく」
そのために、出会った人と分かりあい、
そこまで気づけることがたいせつかな、と・・。
平匡さんはそこのところに気づきます。
自分の気持ちを伝えて、みくりの閉ざされた心を動かして行きます。
夫婦というのは、家族という会社の共同経営責任者であり、
人生のパートナーです。
そのパートナーとの関係をその都度きちんと見直すこと
これが「対話」関係の再構築をします。
その際、「役割」と「対価」を確認する「対話」とは
認め合うこと、自分とは立場の違う相手を思いやること
これがお互いに大切ですね。
みくりも、平匡も、出会った時にお互いが運命の人だとは思っていなかった。
「運命の人に出会う」のでなく、 「運命の人にしていく」
そのために、出会った人と分かりあい、
丁寧により良い人間関係を作っていく
そんな2人の関係が変化していった時、
そんな2人の関係が変化していった時、
また新たな課題が出てきたとき
そこをお互いの意思でどう変化させていくか。
それが、「夫婦を超えていく」ということ だろうか・・・?
そこをお互いの意思でどう変化させていくか。
それが、「夫婦を超えていく」ということ だろうか・・・?