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ゆっくりと…

ときには日常を離れて、大自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい。 いつかは「夢の国」でスローライフを‥ 

帰省

   



お餅つきも大掃除も終わった大晦日の夜の8時半頃、

大学生の息子が神戸から帰省した。

駅まではお母さんが車で迎えに行った。

お父さんは紅白歌合戦を見ながら、すでにビールを飲んでいる。

大晦日の夕方までアルバイトだったので夕食はまだだ。


お母さんが作った夕食を食べながら

お母さんといっぱい話をしている。

それをお父さんは紅白を見ながら聞いている。

12時を過ぎてから、近くの神社とお寺にお参りに行った。

神社の隣の薬師院で甘酒で接待をしてくれていたおばあさんが、

息子さんの小さい頃を知っていて、懐かしそうに名前を呼んでくれた。

まだ、家を出て半年もたっていないが、

これが帰省ということかな・・・。



お父さんの実家に新年のあいさつに行くと、

近くの老人ホームにいるお祖父ちゃんを迎えに行くことになった。

お父さんの実家には結婚した いとこも帰っていて

お祖父ちゃんと孫2人がいろいろ懐かしく話した。

7年前、いとこがまだ鳥取の大学生だったころ、

お祖父ちゃんは、お祖母ちゃんが亡くなって、

孫も出て行ってさみしくしているお祖父ちゃんを誘って

鳥取へ行って、大学を案内してもらった。

その時の話などが、懐かしく思い出された。

その時の話はこちら






これからお墓参りに行くと言って、席を立とうとしたとき

お祖父ちゃんが自分も行きたいと言った・・・。

行きたいだろうなぁ、と思ったけど足が不自由で

ちょっとした段差も厳しいお祖父ちゃんを

連れて行くのはとても無理だとみんな思った。

お墓にいるお祖母ちゃんに会いたいだろうなぁ

でも、古くからあるお墓は通路はなく、ぎっしりと墓が並んでいて

段差も多く、バリアだらけの墓地だ。

あきらめてもらうしかなかった。

帰省



次にお母さんの実家に行った。

天気も良く、暖かかったのでお母さんが

お祖父ちゃんが行くと言ったら、一緒に行こうと言い出した。

こちらのお祖父ちゃんも足が不自由だったが、

途中から通路が狭くなるが、何とか60センチほどの

通路があって お墓にたどり着けた。

お祖父ちゃんは、自分の父母が眠るお墓に

「参りに来たでー・・・・・・。」と大きな声をだしてお参りをしてた。

足が不自由になった高齢者にとって、

新年を迎え、お墓にお参りできることは大事だなと思った。

孫に寄り添ってもらいながら、ゆっくりとした歩みではあったが

自力で墓にこれた喜びをお祖父ちゃんは感じているようだ。

髪の毛が金髪になって、めったに顔を見せなくなった孫だが

実質48時間の帰省で会いに来てくれた。


お祖父ちゃんにとっても、特にいいお正月になったことだろう。






帰省






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