コロナウィルスの世界的大流行でpandemicという言葉を知った。

アウトブレイクという言葉は、95年のアメリカ映画を見て知っていたが

地下鉄サリン事件などオウム真理教の事件で、想定外の出来事が起こることを知った。

想定外の大きなことが起こることをブラック・スワンというらしい。

黒い白鳥　か　なるほど、黒鳥が生まれる兆しがどこかにあったはずだけど

確かな情報をあらかじめ正しく知って、しなくていい心配をしないようにしてきたつもりだった。

しかし、中国の武漢（ウーハン）でコウモリかネズミの仲間か知らないが

研究段階の病原菌が流出したというのかな

アウトブレイクが起こり、その後の対応は中国のみならず

WHOだけでなく、ヨーロッパやアメリカ、そして日本も後手にまわった。

オリンピックがなかったら、安倍政権でなかったら、

もっと違う対応ができたかもしれない。

SARSの時のWHOに見放された台湾が、独自に水際でコロナの拡散を防いでいるのだから

今年はGWも自粛で帰省出来ないのか？

そんなはずはないだろう。。孫たちが帰って来るのを楽しみにしている祖父母がいっぱいいるだろう。

でもそれが、コロナが地方へ広がる元であることは間違いない。

感染していても２週間ほどは発症しないので、自分は元気だと思って

仕事もしていたりする。

地方でも、工事現場や工場などでGW明けまで休業するところが出始めている。

とりあえずGW明けまで休業という大型商業施設も、

5月末まで休業が伸びるかもしれない。

我が町では、今のところ町内から感染者が出ているわけではないので

5月の神社の祭礼がある。例年のような盛大な神輿が町内を廻る事は無いが

町はお祭りムードで、そんなに遠く無いところに離れて住んでいる孫たちは帰って来るだろう。

町内会の役員である私は、神事には礼服を着て参列する事になる。

6月に予定されていた町内の敬老会も中止となっている。

１００人近くの高齢者が飲食を伴う会で４、５時間過ごすというのはダメだろう。

こうして、人が集まる行事がどんどんなくなっていけば、

人と人の絆が薄れ、誰に何が起こっていようと無関心な地域となる。

隣で誰がコロナで死んでいても気がつかない。

救急車が来て初めて、何があったんだろうで、

でも、お葬式が家族葬で近所に知らされなかったら、

近所の人の死も　なかったことになって毎日が過ぎて行く。

早く終息宣言が出されて　平常に戻ることを願うばかりである。

時間ばかりがあって、できることが制限されているというの

まったく　ゆっくりできないというストレスがたまるばかりである。