大津祭は続く
江戸時代から続く「大津祭」の宵宮に初めて行った。

浜大津駅の駐車場に車を止め、けっこう歩き回った。
曳山13基を見てまわって少し疲れた。
コロナで2年できなかったが、3年ぶりに曳山巡行が行われる。
宵宮に行った時は、まだ準備中の曳山もあり、各町の人が
集まって、ワイワイ言いながら作業をしていた。
10月の3連休の初日に準備して、明日の曳山に備えるのだろう。
残念ながら曳山巡行は見に行けなかったが
祭りを続けていこうとする、大津の町の人々の想いに触れることができた。
笛や太鼓の演奏には、若き後継者が育っていたし、
日が暮れてくる頃には、若い人も増えて結構賑わってた。
かつて、大津城があって商人が集められ
賑わっていた町の名残がまだあって
お茶屋に酒屋、昆布やなどまだ営業している店もあった。
でも、2、3日前にこの商店街にきたお母さんの話だと
ほとんどシャッター街で、人がいないのが日常のようだ。
マンションや新しい家に代わっているところも多い。
古い商店街はどこもそうだが、ここはまだ祭りを続けていこうという
活力が残っているようだ。
でも、この祭りはそんなに経済効果がないなと思った。
天孫神社の例祭ということだが、狭い神社の境内(敷地内)に
露天商の店がひしめきあっていて、これはどうかと思った。
道路を封鎖してでも 広い通りに店を集めて
さらに、もっと全国のB級グルメなどがあったり
特設ステージで集客力のあるイベントがあればもっと・・
とか、思ったが、難しいのかも・・
ただ、大津祭は京都の祇園祭の縮小版みたいなものなので
曳山のある通りは狭く、これも仕方ないのかもとも思う。
来年はできれば、曳山巡行を見てみたい。
10月の3連休を もっとゆっくりとできればと思う。
