私自身は　高校ではバスケットをしなかった。

長身であったため、２年生夏休み前くらいまで

入部を勧められたが、断り続けた。

英語や数学の授業がわからなくて、毎日のように遅刻していくと

校門でバスケ部の顧問が待ち構えていた。

厳しい練習についていける自信がなかったからだ。

（県下トップレベルで、確か２こ下は、インターハイで全国３位だった。）


高校で部活もしてないので、帰宅後はいつも、つまらない日々を送っていた。


バスケットは中学だけの中途半端な選手だった自分が

これまで、３０年近くバスケットボールの指導をしてきた。



勝つための厳しい練習もした。仲間作りもがんばった。


バスケットが好きで、高校で部活を続けている子を見ると

うれしくなった。


ミニバスケットボールが盛んで、小学校２，３年からバスケットをしている子が多い。

息子さんは、中学校から始めて　とても熱中してがんばった。

中学校の夏の大会が終わるまでは部活優先で、学習塾にも行っていなかった。

でも、高校の進路決定に向けてとても頑張り、志望校に合格した。


高校では、勉強と部活の両立をがんばった。



勝てなくても、レギュラーになれなくても　高校で部活をがんばることは

きっといい経験になる。


そう思って、息子の部活を応援してた。

自分がコーチなら…

と思うことも多々あったが、任せるしかなかった。

実質２年と２か月。バスケット部の仲間と一緒にがんばったことになる。




高校でバスケットボールをしたことは　どんな価値があったのか

今はまだ　わからない。

バスケットボールに目を輝かせて　熱中したこと、

がんばったことはきっと　これからの人生に変化をもたらすと思う。


また、やりたくなった時に　バスケットボールを楽しんでできるだけの練習はやってきたと思う。