無印良品南乗鞍キャンプ場 2023 その9 飛騨の家具編
息子さんは3泊4日でここを後にして 千葉まで帰ったが、
私たちはもう一日延泊して、4泊5日になった。
センターハウスでチェックアウトに行き、名残惜しいキャンプ場を後にしようと


車に戻った時、石窯ピザの時に出会っていた
ここの元支配人さんが来てくださって、
「さよなら」と「ありがとうございます」の、ごあいさつをした。
「子どもが成長した後も、ここでキャンプして滞在するご夫婦がありますよ」
と、教えてくださった方だ。
私たちが、息子が大学で家を出てからも、
こうして夫婦だけでこのキャンプ場に来たり、今回は、
遠く千葉県で就職して3年目の息子さんが、ここまでやってきて
こうして家族みんなでキャンプして過ごす。
お互いの日常を離れて、家族のゆっくりとした時間を取り戻す。
そんな道筋をつけてくださった大切な方だと思っている。

キャンプ場を後にした私たちは、高山市内の
飛騨産業の 複合ショップ「HIDA高山店 森と暮らしの編集室」に行った。
オリジナルの木工家具、たくさんのスペースをさいて展示してあった。
建築家・隈研吾さんデザインの自然派カフェ「椅子と珈琲」にも入った。

昨年の秋にリニューアル・オープンした「HIDA高山店」で
明治期の小学校の校舎を改装したものらしい。
ここへ行ったのは、改装中?の我が家のダイニング・テーブルを
参考までに見ておこう、という思いで行きました。
やはり材料といい、デザインといい、とてもこだわりのある
長年使えそうな、立派な家具ばかりだった。
値段も国産木材で、伝統技術に裏打ちされた家具なので
お値段もかなりで、いい夢を見させてもらった。
家のリノベーションでキッチンやダイニングなどを新しくする。
それがなかったら、飛騨の木材を知ることもなかっただろう。
でも、実家の兄の家も、去年お風呂を新しくした弟宅もなぜか、
ダイニングテーブルやソファーを良いのにしたのを見た。
目の毒にになるものを見てしまった。
さしあたっては、古いテーブルで過ごし
部屋にあったテーブルをゆっくりと考えようか、と思っている。
退職後は、そのテーブルで過ごす時間がとても長くなると思うから・・

