ふわふわ かき氷 と まだ青かったころ

石山の伽藍堂 (からんどう) という 八女茶の専門店がやっている
氷がおいしいというので お母さんといった。
人気の店だそうで、平日の10時30分でしたが
この日は 40分待ち 順番が来たら 連絡してくれるというので
石山商店街をぶらぶら お母さんと歩いた。
高校時代 学校の帰り道で寄道をしたところでもある
高校2年の夏休みは ここのスーパー平和堂でアルバイトもしていたので
とても懐かしかった。
ブルース・リーの映画を見た映画館はもうなくなっていた。
ガード下の たこ焼き屋は まだあった。
お母さんのほうが 若いので 同じ時を過ごしたわけではないが
ともに立ち寄った店もあって 話ができてよかった。
いっしょに歩いていたら 郵便局 があって
ここで 何通も 高い受験料を払って 大学入学願書を
出したことを 鮮明に思い出した。
先が全く見えないなかで とりあえず 受験校を絞って
願書を出した。
そのうち 2つ受かって そのころの夢に向かって 歩き出した。
今の仕事を選ぶ、きっかけとなる大学への道が
この郵便局から つながっていったんだと 30年以上たった今
意識した。

かき氷は とてもおいしく 私が食べたいちごシロップ も うまかった。